2009年9月21日月曜日

「おくりびと」は二度と見ない!!!

先ほどまで映画「おくりびと」の地上波放送を見ていました。大変素晴らしいストーリー&演技で、涙チョチョ切れしながら見ていました、ワンシーンを除いて。

クリスマスに主人公がチェロを弾くシーンがありました。素手でフライドチキンにかぶりついていた手を、ペーパーで拭うぐらいで弦楽器を弾く演奏家なんて考えられません。

製作者がいかに演奏という行為について無知であるかを世界中に宣伝している作品です。

他の部分が素晴らしいだけに、余計にこのシーンがあるだけで全てをぶち壊しています。二度と見ません。

というか、当該クリスマスシーンをカットした版を作ってもらえないですかね?

こんな性格だからこんな病気になるのかもしれませんね。

2009年9月19日土曜日

障害者自立支援法廃止?!

長妻厚生労働大臣様

 障害者自立支援法を廃止するとのことですが、私のような精神通院患者はどうなるのでしょうか?

 負担が減るのであればありがたいですが、単に廃止されて診療代、薬価負担が通常の3割負担になるとかなり厳しいです。精神障害者への補助も十分に検討願います。

 先週木曜に、躁状態からうつ状態に変わりました。気分的にはさほど落ち込んでいるわけではありませんが、ものすごい疲労感に押しつぶされそうです。さいわい5連休なので休養に努めます。今日が診察日で、ジェイゾロフトが増薬(50mg/日→100mg/日)となりました。リーマスは600mg/日のままです。

2009年9月3日木曜日

リチウムイオン電池の分解は絶対にやめましょう!!!

 9月3日(木)の報道ステーションで、古館氏が、携帯電話用角型リチウムイオン二次電池の集電体を、「折りたたまれて詰め込まれているのを無理やり引っ張り出すと」という主旨の発言とともに紹介されていました。
 これは実際に電池から取り出したものではなく、電池メーカーから入手した電池ケースへ詰め込む前の集電体と想像します。その根拠は私はリチウムイオン二次電池の電解液メーカーに勤務しておりリチウムイオン二次電池の電解液の危険性を十分承知しているからです。電池から引っ張り出したものであれば電解液を含んでおり古館氏は今頃病院でもだえ苦しんでいるはずです。
 リチウムイオン二次電池の電解液は空気中の水分と反応して徐々にフッ酸を生成します。フッ酸は生体への浸透性が強く、硫酸、塩酸、硝酸等よりよっぽど怖い(痛い)酸です。
 今時の日本の家庭には、どこでも古くなったリチウムイオン二次電池がころがっているかと思います。報道ステーションを見て、まねしてリチウムイオン二次電池を分解して、薬傷する人物が出てこないか危惧するものです。その場合、マスメディアとしてのTV朝日の社会的責任も当然問われると思いますし、集電体を提供した電池メーカーの姿勢にも大いに疑問を感じます。
 それ以前に完全に放電してからでないと、分解しようとした際に火を噴く可能性もあります。携帯電話やノートパソコンで火を噴いている事例が多数紹介されていますよね。
 とにかく私は硫酸・塩酸・硝酸等よりもよっぽどフッ酸の方が怖いです。さらに触った瞬間に痛みを感じるのではなく、徐々に浸透してから相当痛くなるとの話ですので、素人は触ってはいけません。
 ちなみに私は、大学時代の実験で、希釈してあるものの、硫酸・塩酸・硝酸には触れたことがあります。これらは直ぐに水で洗い流せばそれほど怖いものとは思っていません。酢酸は水酸化ナトリウム等に被液した時に中和するために常備していたぐらいです。フッ酸はものすごく痛いと聞いていたので、耐薬品性の手袋を二重にして数回だけ扱ったことがあります。今は実験現場からは離れていますが、フッ素がらみの物質は反応性が高いので、有用性も高いですが、危険性も高いです。
 くれぐれもご注意下さい。

2009年8月31日月曜日

祝!!! 自民党総笹川務会長落選・引退

 選挙区が異なるので何も出来なかったけど、ざまあみろ!!!と言いたい。

 もともとアンチ自民ではあったが、今回の総選挙は絶対に民主に投票しようと思っていた。が、選挙前の報道では私が民主に投票しなくても、民主の圧勝が予想されるともちまえの天邪鬼が目を覚まし、死票になることがわかっている弱小政党に投票しました。どうせ死票になると思って、投票用紙の上下を逆さまにして候補者名を書いたけど、これって無効票になるのでしょうか?開票担当者様、読みにくい投票用紙を書いてしまってごめんなさい。

 ところで麻生君、政権を途中で投げ出す総理大臣を二人も続けて出しておいて、何が「責任力」だよ、ちゃんちゃらおかしいぜ。この一言だけは君に言っておくぜ。

2009年8月24日月曜日

4週間ぶりの出社です。

 結局4週間病欠しました。ブログタイトルも変更しないと・・・。うつ病ではなく気分障害との診断書がでました。双極性障害II型だそうですが、語感が悪い(=偏見を持つ人が多い?)とのことで気分障害とのことです。
 土曜のメンタルクリニックの主治医の診断で復職OKと診断され、今日出社して産業医の面談も受け、無事復職OKということになりました。ただ、業務はなるべく対人折衝の無いものに限定されるようです。
 4週間、なるべく自宅から出ずにおとなしくしていたため、脚力が落ちているのが実感されました。駅の階段がつらかったです。
 また、デパケンRの副作用で、昼間かなり眠気が来ます。
 まあ、無事復職できてなによりです。

2009年8月1日土曜日

Dr. STOP

 主治医の診断を受けました。もう一週間休みなさいとのことで、デパケンRを朝、夕に追加されました。

 双極性障害に間違いないだろうけど、語感が悪いので診断書には気分障害としておくとのことでした。

 通常の双極性障害の患者は、うつの落ち込みが私の場合よりも酷いそうです。私については躁状態も軽くすんで良かったとのことです。

 妻にも同席してもらい、主治医の話から私の病気が深刻なものであることをようやく理解してもらえた様です。

 一週間後に再び受診します。

2009年7月30日木曜日

プロムジカ女声合唱団

 躁状態を抑えるためのリーマスの副作用で、26日(日)の朝から、貧血・立ちくらみ状態となり、昨日まで会社を休んでいました。 

 今日はプロムジカ女声合唱団のコンサートがあり、会社を休んでコンサートだけ行くのも気が引けたので、午前年休として午後から出社し、その後初台の東京オペラシティのコンサートホールに行ってきました。

 WebSiteに載っていた合唱を聴いて衝撃を受けていましたが、やはり自分自身がコンサートホールに行き、同じ時間、同じ空間を共有することは、全く別の体験でした。

 後半の演目の中には、叫び声が含まれる曲もありましたが、叫び声も綺麗な楽音でした。日本の歌の「さくらさくら」の時は、合唱団員が客席の通路に広がって歌っていました。その時にプロムジカの素晴らしさの一因が判りました。彼女たちは一人残らず全員が、自分の体全体を響かせる発生方法をマスターしていると感じました。弦楽器に例えれば全員がストラディバリウスなのです。どんな練習をすればあのような発生方法を身に付けることが出来るのでしょうか?

 ユニゾンがユニゾンに聴こえないのです。まるでユニゾンがソロの様に全く一つの音色に統一されているのです。

 世の中に合唱団はプロムジカだけあれば十分です。他の歌手はいりません。

 完璧という言葉は彼女たちだけのためにある言葉だと思いました。

 唯一心残りは、妻にも聴かせられなかったことです。次回の来日公演があれば、首に縄を付けてでも連れて行こうと思っています。

 今日はプロムジカ記念日です。

 このような精神的高揚は双極性障害に+には作用しないのでしょうか?今度の土曜が受診日なので、主治医に相談してみましょう。