2009年4月22日水曜日

今日から病欠、昨日から禁酒

 20日(月)11:00からの千葉での打合せに直行。何とか議論について行けてたと思うけどエネルギー消耗。食堂で昼食をとっていたら同僚が話しかけて来て、内心話しかけないでくれ~と叫びつつ、適当にかわす。その後本社に戻り溜まっていたメールを処理。早速21日(火)の10:00から打合せが入る。17:30から産業医と面談。私の顔を見るなり「調子悪そうですね」と言われる。その一言にどれだけ救われるか。さすがは専門家と心の中で拝みました。

 ゴールデンウィークを利用してできるだけ長い休みをとったらどうですか、と言われ、24日(金)まではとにかく出社して、今抱えている仕事を整理した上で、ゴールデンウィークの飛び石は全て休ませて貰うつもりにはなりました。

 21日(火)普段なら9:20前後には出社できているのに、朝起きるのがつらく9:50にようやく出社。さらにイリボーの神通力も弱ったのかトイレに直行。イリボー飲み始めてから初めて液状便。やはり体調の悪さを反映しているのだろうか。10:00からの打合せは1ヵ月以上やり取りしている英文契約の先方案の確認。ほぼ落とし所には来ているものの、細かい詰めでまだまだうるさいことを言って来ている。私の部からは私一人なので責任を負う発言をする必要がある。予想したよりは軽い内容だったけどもう殆どダメ。11:00には終わったけどその後放心状態。昼食も空腹感は十分あるけど食欲なし、無理やり口に入れる感じ。それでも味は感じるから、極期に比べれば回復しているのは間違いのだけれど。

 午後もほとんど放心状態。とにかく辛いので本当に治りたいと思い、妻に携帯メールで禁酒を宣言。定時の1時間半ほど前に電話で別件の英文契約の確認の督促を受ける。変な表現だけどほとんどうわの空で査読。気になる点を2か所指摘するも事業計画等について説明を受けないと細かい点の表現まで適当かどうかわからない旨メールで回答。逃げるように退社。夕食はまあまあ普通に食べられた。

 さて今朝(22日(水))のこと。6:50頃に目が覚めるもののベッドから起き上がれない。7:40頃に食卓について味噌汁を一口すすったけど、それ以上何も食べる気がしない。8:45頃になって今日から病欠させて貰うことを決断し、会社に連絡のメールを打とうとする。送信できたのが9:30。メールを打てば気が軽くなって食事できるかと思っていたが全然ダメ。寝る気にもなれないので20日(月)にAmazonから届いていた蟻塚亮二先生の「うつ病を体験した精神科医の処方せん」を読む。胃袋がグゥグゥいうのをほったらかして17:00頃に読了。18:20頃ようやく今日一回こっきりの食事をとる。軽い吐き気消えず。食べ終わってもほとんど空腹感に変わりはないけど、今日はあとはお茶だけで過ごす。

 会社を休んだら休んだで、休むことへの後ろめたさでうじうじ悩んだり、考え出すとネガティブスパイラル。迷惑をかけない訳はないけれどいきなり自殺するよりは良いでしょうと無理やり自分に言い聞かせる。

 拒食ということになるのだろうか・・・。思いっきり空腹なのに食べたいと思わないのって、もしかしてリストカットと同じような自傷行為になるのだろうか・・・。

 とにかく5月6日(水)まではひたすら休むつもり。明日からは食べる気が戻ってくれば良いのだけれど・・・。こんなことを書いていると思考回路に刷り込まれて拒食症になって行くのだろうか。もうこの辺で止めておきましょう。

2009年4月19日日曜日

夜中の吐き気、アルコール依存症への道か

 今、4月19日(日)の午前2:29。午前2:11に吐きそうになりベッドから飛び起きた。吐しゃ物が口の中まで上がってきたけれど、実際に吐くことはなく再び胃の中に戻った。比較的最近の以前にも一度あった。今回は口の中、正確には鼻から喉に抜ける辺りに胃液の刺激が残っていて眠れそうもないので、水でうがいをし、鼻をかんだが刺激感が消えない。

 そこでいけないことは十分承知ながら、酎ハイ(350ml、アルコール5%)で口の中を洗い流す。1本では足りず2本目で口の中を洗い流す。ようやく口の中の違和感がほぼ洗い流されたか。鼻から喉に抜ける辺りの刺激感は完全にはとれていないが。

 18日(土)はメンタルクリニックの受診日。月曜から水曜にかけてハードだったのでエネルギーを使い果たして木曜・金曜と二日続けて休んだことを話す、一週間ほど休養したいので診断書を書いてほしい旨頼んだが、どうしてもだめなら後から診断書はかくけれど何とかがんばって出社して、会社で仕事するふりをして休みなさいとのこと。「自殺未遂をすれば入院になって仕事を休めるなら自殺未遂します」とまで言おうかなと思っていたが、土日と合わせて4日間休めばまた動けるかなと思い、口には出さなかった。

 夜中に飛び起きた今、今日処方された薬をいっぺんに飲んで(いわゆるオーバードーズ:今の抗うつ薬や睡眠薬では死ぬことはない)病院に担ぎ込まれるか、という誘惑に駆られている。

 ちなみに今回の診断では処方は変わらず、抗うつ薬としてジェイゾロフト100mg、睡眠薬としてデパス1mg、ロヒプノール2mg、スギ花粉症対策にアレジオン20mgを寝る前30分に服用。朝食後過敏性腸症候群薬としてイリボー5μg。

 クリニックの帰路にACo-opによって、酎ハイ10本購入。18:00頃から22:00頃までかけて4本飲んだ。その後23:00頃に抗うつ薬と睡眠薬、アレジオンを服用して0:30頃ベッドに入る。寝付けないだろうなという予感があり、寝付けなかったらODしようと思っていたところ、嘔吐しそうになり起きだしてきた次第。その直前は入眠していたのか、入眠出来ずにいたのか不明。なにはともあれMax量の抗うつ剤と睡眠薬服用の前後に酎ハイを6本飲むのはいくらなんでも度を越しているでしょう。うつの苦しさから逃れるためにアルコール依存症に陥る道を進んでいるというか、既にアルコール依存症の段階に入っているのかもしれない。

 メンタルクリニックの主治医は精神科医歴25年超の大ベテラン。今後の治療方針については、SSRIで効果が不十分であればいずれより治療効果の高い3環系を試してみたいと言っていた。

 第一世代の抗うつ薬が3環系と言われるもので、第二世代が4環系、第三世代がSSRI、第四世代がSNRI。
薬効については第一世代のものが最も効果が確認されているが、同時に種々の副作用もあるので、抗うつ薬の開発は、薬効を上げることよりも、いかに副作用を減らすかの開発史であったとのこと。

 私が最初に処方されたのは比較的初期に開発されたSSRIワイパックスのジェネリックであるユーパン。服薬開始後直ぐに嚥下障害を感じたので、2週間後の診察予定を1週間後に繰り上げてもらって、SNRIであるトレドミンに替えてもらった。ユーパンで嚥下障害の副作用が出るなんて聞いたことがないと言われた。
 トレドミンについては排尿障害の副作用がでると言われていたが、全くその通り排尿障害が出ました。それでも排尿しにくいだけで特に日常生活に支障はなかったが、しばらくトレドミンを服用していても改善が顕著ではないということでSSRIのパキシルに変更になった。この時はいきなりトレドミンを断薬してパキシルの初期投与量に切り替え、その後初期投与量の2倍までパキシルを増薬することになった。その後パキシルでも症状の改善がいま一つということでジェイゾロフトに移行することとなった。パキシルは断薬するときにかなりきつい離脱症状が出るのが有名で、しばらくパキシルを初期投与量に減らすと同時にジェイゾロフトの初期投与量を併用する形とし、気分が落ち込んだ時はジェイゾロフトへの移行を急がずに併用のままとし、精神状態の安定が継続していることを確認したうえでパキシルを断薬し、ジェイゾロフトを同時に増薬することとなった。それが今年の2月下旬で、パキシルの断薬症状として有名なシャンビリは全く感じなかったけれど、吐き気と緊張型頭痛に悩まされ、3日間の病欠をとりました。
 その後パキシルの断薬症状は治まっているはずなんだけど、ストレスがかかると吐き気と緊張型頭痛に悩まされる様になっている。今週についても吐き気と緊張型頭痛は感じていたけれど、今はとにかく極度の疲労感・倦怠感で生きているだけで精一杯。この辛さが妻にも理解されていないようで、イライラして妻に当たってしまう。

 趣味はできるだけやった方が良いと産業医に言われており、発病前から夫婦で活動していた市民合唱団の練習にはこれまでほぼ皆勤だったけれど、パキシルの弾薬症状がきつかった3月から練習参加を見合わせています。8月に定期演奏会があるので、5月から復帰、4月中は休養を優先するつもりだったけれど、今はもう定期演奏会参加もどうでも良くなって来ている。

 いつの間にか3:46を過ぎている。睡眠薬と酎ハイの相乗効果で眠気も感じてきた。

 じつのところこのチャンスにODをしようかとも思っていたが、とりあえずODは明日でもやろうと思えばでできるので、今日のところはこの辺でベッドに戻ることにするか。

2009年4月15日水曜日

守秘義務

 昨日、今日と働きすぎました。脳がオーバーヒートして空回り。ブログを投稿する元気もなかったのだけれど。

 「僕はパパを殺すことに決めた」の著者に供述調書を見せた精神科医に執行猶予刑が出されたとのこと。
被告側は控訴する模様。

 私自身の職業倫理感からすれば、何で実刑判決にならないの?という思いです。

 医師や弁護士が自分のクライアントの情報を守秘するのはイロハのイではないでしょうか。「僕パパ」について言えば、著者&出版社の責任も当然追及されるべきとは思いますが、報道によれば被告精神科医は確信犯の様。

 私自身、職務で自社の秘密情報だけではなく、秘密保持義務を負うことを条件に他社の秘密情報に接することもある立場です。秘密保持義務を果たす自信がない場合は、美味しい果実を逃すことになっても、あえて秘密情報を開示されないことを選択するのが当たり前です。

 弁護士も、複数の顧客間に利害関係が生じる恐れのある場合は依頼を断るのが当たり前です。

 私も精神科医にお世話になっている身の上。被告精神科医の犯した罪は極めて重いと言わざるを得ません。精神科に限らず、患者が医師に対してプライバシー漏えいを恐れて真実の症状を伝えることに躊躇する環境が醸成されないかと危惧するものです。

 被告精神科医の主張は独りよがり、とする司法判断は当然と思います。

 と、ここまで書いて来て、疲れきったうつ病患者といえども「怒り」の感情はエネルギーになるものだと自分で感心しています。昨日今日と脳のエネルギーを使い果たしてとてもブログする元気はなかったのに、本件報道に接して投稿する勢いが出てきました。

 吐き気と緊張性頭痛(痛みではなくしびれる感じ、孫悟空の頭の輪っかが絞まって来る漢字)を忘れるために今日も酒逃げ(チューハイ3本)。イケナイイケナイ、酔いが回ってくるとだんだん死にたくなってくる。さっさと風呂に入って寝ることにしましょう。

2009年4月13日月曜日

今度は精神科医が・・・

 大阪の精神科医が、知的障害者に対して、睡眠薬や抗うつ剤等を十分な診察をせず処方箋を書かずに販売したとして書類送検されたとのこと。

 この間(4月7日)は、詐病で社会保険事務所から傷病手当を詐取した人間に実刑判決が下りたとの報道がありましたが、今回は精神科医の犯罪です。

 二週に一度通院して精神科医のお世話になっています。職業柄弁護士先生との付き合いもあります。医師や弁護士等、「先生」と呼ばれる方々(政治家を除く)の職業倫理感は、一般的には極めて高いものがあると思っています。本当にごく一部の人間だけが欲に目がくらんで道を踏み外すのだと思います。

 それにしても相手が知的障害者ということにやるせなさがつのります。


 職場では、今日は新部長の歓迎会です。でも私は定時でさっさと退社しました。

 午前中の子会社の経営陣との打ち合わせは予想以上にハードでした。やはりうつ病のため視野が狭くなっていて本来準備しておくべきところまで頭が回らなかったというべきでしょうか。とはいえまあ必要な議論は出来たかと思います。

 昼前にオフィスに戻りましたが本日分の脳のエネルギーを使い果たしたので、午後はただボーッとしていました。2件ほど電話対応はしましたが。

 明日は昼から雨とのことで、花粉の飛散量が少なそうなだけでも救いです。今週もなんとか無事に過ごしたいものです。

2009年4月12日日曜日

ブルーマンデー

 金曜の退社後から日曜の昼過ぎぐらいまでは、リラックス出来て、幾分でも休養になるんですよね。

 日曜の夕方ぐらいから翌週の仕事が気になりだして・・・。今夜も寝つきが悪いだろうなぁ。

 明日は朝一で、子会社の社長、常務、理事と打ち合わせ。私の上司とそのまた上司も出席するので、大半は任せておけば良いのですが、遅刻するわけには行きません。そのこと自体がプレッシャーになります。

 とりあえず最低限の仕事はできるものだから、他人は私がうつ病を患っているなんて夢にも思わないでしょうね。このこと自体がものすごいストレスになっている訳なんですよ。「私はうつ病患者です」という札を首からぶら下げておきたいと思うぐらいです。

 どこかの精神科医が「うつ病」ではなく「脳神経伝達物質減少症」と呼ぶべきだと言っていましたが、大賛成です。「心」、「精神」の病気ではなく、「脳」という臓器の活動が低下しているんですよ。

 考えたくない。ストレスをかけないで!プレッシャーをかけないで! いっそのこと休職が必要なほど酷かった方が良かったな、と思う訳なんですが、重症うつ病患者が回復してきて社会復帰するときには私の状況を経て行くんだろうな、と思っています。休職しないで済んでいる分、良かったと考えるべきなんでしょう。

 ため息ばかりの毎日です。 妻は適度な距離感をもって接してくれているので、妻がうつ病になる可能性はほとんどないと安心していますが、もう少し私の心情を慮って欲しいと思う毎日です。イライラして妻にはついつい当たってしまいます。

 2月下旬にパキシルを断薬して以来、落ち込みが続いています。季節の変わり目は不安定になりやすいとのことなので、病気のせいと自分に言い聞かせてなんとか持ちこたえましょう。

 そろそろ花粉も終わる時期なので、それだけでも楽になるでしょう。2年前にアレルギーの専門医を受信してパッチテストをしてもらったところ、私は単純にスギ花粉のみで、ヒノキに対してはアレルギー反応は出ませんでした。もうスギは終わりに近づいてヒノキが中心になっているそうですが、まだ鼻水・鼻づまりがあります。もしかしたらヒノキについても発症してしまったのだろうか。

 イリボーのおかげで下痢型過敏性腸症候群がコントローラブルなところで落ち着いているので救われています。100%快調というわけではありませんが、たったの5μgで顕著な効果が見られます。同じセロトニンに作用するのに抗うつ剤のジェイゾロフトは100mgでも効果を実感できません。脳の神経節の数が腸の神経節の数より5桁以上多いからなのでしょうか・・・。

 「精神科医がうつ病になった」 (廣済堂文庫)をネットで注文しました。


 

2009年4月10日金曜日

お酒飲んでます

 金曜日です。

 一週間の仕事を終えました。明日はクリニックの受診もなく、土日と二日間ひたすら休めます。

 昨日は午後から千葉にある研究所で、研究者たちとの小難しいディスカッションを3時間半行いました。

 健康な時なら、朝、本社に一度出社してから研究所に向かうか、朝一番で研究所に行って仕事をしてからディスカッションに臨むところですが、今回は昼直前に研究所に間に合うように自宅を出て、ディスカッションが終わり次第自宅に向かいました。他人のペースについて行くのは辛いです。正直不安でした。途中で議論について行けなくなるだろうと予想していましたが、とりあえず最後まで頭が真っ白になることなく、無事に終えることができました。その点から言うと快復して来ていない訳ではないようには思います。

 今日も一日、暇を持て余すことなく、それなりに仕事がありました。夕方に近づくにつれ、軽い吐き気と緊張型頭痛(痛いわけではなくしびれる感じ、孫悟空の頭の輪っかが締まっているくる感じ)が出てきました。

 完全フレックスの会社なので、朝若干遅く出て、その分だけ退社時間を遅らせて、定時分が過ぎたらさっさと退社。やっと一週間を無事終えることが出来ました。

 いつ心がぽっきり折れるか、落ちるか、自分でも全く予想できないので、極力年休は使いたくありません。
昨年度は年休が残り少なくなったため、抗うつ剤の処方が変わった際の副作用が酷かった3月初頭に、診断書を書いてもらって3日間の病休としました。本来なら労働災害に当たると思っているので、私傷病扱いの病休は納得できないのですが、労災認定をとるほどの気力もないし。診断書をもらうのに5,000円かかりました。

 妻がたまにはワインを飲みたいというので、久しぶりにワインを開けました。以前は週末には必ずワインを開けていたものですが。

 抗うつ剤はアルコール禁忌なのですが、実のところ今日に限らず毎日酒を飲んでいます。普段は350mlの缶チューハイを2本か3本。

 うつ病発症後数カ月は完全に断酒していました。その最中に受けた定期健康診断の結果は中性脂肪がものの見事に以前の1/3になっていました。

 産業医の先生が、少しぐらいなら気分転換に酒を飲んでも良いという趣旨のことを言われたので、それ以降飲酒を復活。特に仕事のストレスから緊張型頭痛を感じる時は、帰宅後後頭部の緊張がほぐれる気がするので飲まずにはいられません。

 でもほどほどにするのが肝心です。うつ病患者や酒を飲んではいけません(自分が飲んでいるのに何を言っているのだ!!!)。何故なら、酔うと死にたくなるからです。とりあえず今までのところ自殺せずには済んでいます。週末は仕事しなくても良いとの思いから、ついつい酒量が増えてしまいがちです。

 あくまでも気分転換程度のほどほどにしておきましょう。

2009年4月8日水曜日

通勤電車の混雑

 私の通勤経路圏では、昨日が入学式で、今日から学校が始まった様です。朝のJRの混雑度が昨日以前とは全く異なっていました。

 昨日はうつ病詐病詐欺で頭にきていたせいか、まともな文章になっていなかったですね。反省。

 今日も午前中はのらりくらりと時間をつぶして大した仕事はしませんでした。

 14:00から打ち合わせ。やはり他人と話をするのはつらい。私がうつ病を患っているなんて夢にも思っていないだろうな。

 そのあとPCでメールを確認すると、英文契約の先方カウンター案の確認依頼が来ていてかなり凹みまた。まあ私の責任範囲のみを見直せば良いだけなのですが・・・。要確認点は主に3点に絞らられていて、私の責任範囲に入るのは2点。内1点は先方のカウンター案を受け入れても良いように読めるのだけれど、依頼元は受け入れられないと書いてきています。受け入れ可能ではないかとコメントを返しました。もう1点についてはもう相互に譲れないのであれば契約締結不可、あきらめるしかないでしょうとコメントを返しました。残りの私の責任範囲外の点についても、当社として全く受け入れられない内容ではないように思う旨返信しておきました。依頼者は米国駐在経験もある人なのに、真面目に先方カウンター案を読んでいないような感じです。スペルミスもあったし。

 というように、私の業務は完全に頭脳労働です。前の部長は単純頭脳労働とも言っていましたね。

 うつ病は抗うつ剤を飲めば治る。数多くの書籍やインターネット情報に記載されています。でも抗うつ剤は治療薬ではないんですよね。風邪薬と同じであくまでも症状を和らげるだけの対処療法薬なんですよね。抗うつ剤以上に必要なのが休養のはず。脳が疲れきって限界を超えたためうつ病を発症したのに、程度が軽いから休職しない方が良いとの精神科の主治医&会社の産業医の見解で、大部分が働かない大脳のかろうじて働く部分を酷使しての毎日。ザルに水を汲む様なもので、こんなことをしていてうつ病が寛解に向かうのだろうか?正直不安です。出口の見えない不安・孤独感。

 考えても仕方がない、考えれば考えるほどマイナス思考になるネガティブスパイラル。傍からみれば普通の人にしか見えないだろうことは痛いほど良く判る。それこそがうつ病の辛さなんですけど。

2009年4月7日火曜日

詐病

 うつ偽装詐欺に実刑判決(秋田地裁)

 ネットで手口を入手して、社会保険事務局から傷病手当を詐取したとして、2名に実刑判決が出たとのこと。逮捕・起訴されたのは5名とのことなので残りの3名は分離裁判なのだろうか・・・。

 許せない。

 残りの3名にも実刑判決を望む。

 うつ病の前駆症状として5か月ほど自律神経失調症状に悩み、産業医の面談を受けていた。2008年の1月から4月にかけてめまいが徐々に軽快していっていたので、治るのも時間の問題と思っていた2008年5月後半に、突然書類を読んでいて頭が真っ白になり、今までとは全くちがう、何かおかしいと思い、産業医に紹介状を書いてもらって精神科を受診。初診時には現時点ではうつ病とははっきり言えないが、境界線上にあるといわれ、3回目の受診時に「うつ病なのでしょうか?」と聞いたところ、「軽症だけどうつ病です」と言われた。

 おそらく、初診時から「軽症うつ病」をは診断されていたのだろうけれど、ショックを緩和するために「境界線上にある」と言われたのではないかと想像している。

 やはり「うつ病」と言われればショックがなかったとは言えない。まさか自分が「うつ病」になるなんて思ってもいなかったし。

 一方で最近では若い人を中心に「非定型うつ病」とか「新型うつ病」と言われるものも広がっているらしい。

 いずれにしても詐病することは断じて許せない。

 3月14日の自民党笹川総務会長の「学校には、うつ病で休んでいる先生がいっぱいいる。国会議員には1人もいない。気が弱かったら務まらない」という報道にも腹が立ったが。

 明日も仕事に行かなければならないので書き足りないが、この辺で。

2009年4月6日月曜日

イリボー 効くっっっ!!!

 イリボー 効きました。

 過去1年以上にわたり10種類以上の処方薬を服用してきましたが、これほど薬効を感じた薬はありません。

 下痢型過敏性腸症候群に苦しむ男性のみなさん!!! 病院に行ってイリボーを処方してもらいましょう!!! 残念ですが女性には効果が確認されていないため処方してもらえないそうです。

 尾籠な話で恐縮ですが、使用前。朝食後自宅で排便。出だしは快便気味ながら後半はいつも軟便。会社に向かう通勤電車の中でなんとなくもよおして来て、緊急時は下車駅のトイレに直行。我慢できる時は会社のあるビルのエントランス階のトイレに直行。更に我慢できる時はオフィスのあるフロアーのトイレに直行。まだまだ我慢できる時は自分の机のPCを立ち上げてからトイレに直行。いずれも液状便。括約筋に力を入れて我慢しつついつも脂汗ダラダラだったりして。

 使用後。昨日の朝からイリボー錠(5μg)を服用して昨日は排便なし。今朝もいつも通りトイレに行くもののいくら頑張っても排便できず。そのまま出社。なんとなく排便したい感じを抱えながらも余裕でオフィスに到着。余裕でPC立ち上げてからのんびりトイレへ。出だしは若干便秘気味のコロコロ便、後半はやや軟便気味ですが、何といっても腸が暴走しない確信を持ち続けられたのです。

 以前は便意をもよおしてから何時腸が暴走して我慢できなくなるかヒヤヒヤものでしたが、今日については便意はあるものの、完全に自分のコントロール下にあると確信できていました。

 いゃ~、今までの苦しみは何だったんだろう。もっと早く処方してもらえれば良かった。

 とはいえ、排便後も若干腸に違和感は残り、夕方ぐらいまで腸の中でガスが動いているような感じがかすかにありましたが。

 心配していたジェイゾロフトの増薬による副作用の吐き気も全く感じませんでした。でも低空飛行のままで億劫感が強く、殆ど仕事らしい仕事はしませんでした。

2009年4月5日日曜日

処方変更

 巷では昨日今日と北朝鮮のミサイルで大騒ぎですが。

 4日(土)昼にメンタルクリニック受診。処方が変わりました。

 ジェイゾロフト 75mg → 100mg 予定通りに最大投薬量まで増量。増薬による副作用として軽い吐き気が出るかもしれないけれど、まあ十分耐えられるでしょう。朝50mg夜50mgでも一度に100mgでもどちらでも良いとのことなので、入眠前にまとめて飲むことにしてもらいました。

 眠剤は前回レンドルミン0.25mgを追加してもらいましたが、入眠促進作用は全く感じられず翌朝残って起きらませんでした。産業医との面談で元に戻した方が良いと言われレンドルミンやめてデパス0.5mgに戻した旨を伝えました。「レンドルミンよりデパスの方が効くというのは珍しいね、まあ個人差はおおきいからね。」と言われ、デパス1mgに増量してもらいました。

 そう言えば最初に処方してもらった抗うつ剤はユーパン(ワイパックスのジェネリック)で嚥下障害が感じられたのですぐにトレドミンに換えてもらったけれど、その時もそんな副作用聞いたことがないと言われました。前々回パキシルを断薬したときは緊張型頭痛と吐き気(こちらはジェイゾロフトの増薬の副作用かもしれないと言われました。)で苦しんだけれど、有名なシャンビリは全く感じませんでした。メンタル系の薬については私は結構特異な体質なのかもしれません。

 過敏性腸症候群のことを言ったら、「ためしてガッテンでそんなことやってたの」と言いながら、「効きますよ」と言われてイリボー5μgを処方してもらいました。その代わりビオフェルミンは止めます。

 スギ花粉もそろそろ終わりに近づいてきているとは思いますがアレジオン20mgも処方してもらいました。ついでにモーラステープも。

 ということで、朝食後イリボー 5μg 寝る前 ジェイゾロフト 100mg ロヒプノール2mg デパス 1mg アレジオン 20mg となりました。

 手続き中ですが自立支援の用紙を見せただけで診療費が1割負担になりました。薬局でもメンタル関係の薬は1割負担になりましたが、それ以外の薬(アレジオンとモーラステープ。イリボーはどっちなんだろう?)は3割負担とのこと。それでもありがたいことです。

 私は野球ファンではありませんが、楽天が球団史上初の開幕三連勝。野村監督がんばれ。

2009年4月2日木曜日

そうだよね、心からの共感

 20:00からのNHK教育テレビ「福祉ネット借金・うつ病…自殺未遂からの再出発」を見ました。

 うつ病経験者と精神科医がそれぞれ重要なキィワードを言っていました。

 「そうだよね」 「心からの共感」

 うつ病患者が求めているのはこれだけです。これらの趣旨以外の言葉をかけるのはやめて下さい。

 断崖絶壁の上でかろうじてバランスを取って危うく毎日を過ごしているのです。不用意な言葉はうつ病患者をいとも簡単に絶壁から突き落とすのです。

 休職する必要はない程度の軽症うつ病、   だからといってその苦しみも軽症なのでしょうか?

 私にはわかりません。それでも、うつの一番ひどい時には自殺する気力さえないというのは実感しています。

 妻も一緒に見ていました。でも上記二つの言葉の重さを到底理解できないだろうという孤独感がつのります。

 上記うつ病経験者の女性も、先に夫がうつ病になりその看病からうつを発症したとのこと。うつ病は感染症ではありませんが、同居する家族にはうつる可能性のある疾患です。看病する家族の負担も大きいものです。

 日常生活を共にしていても、うつ病患者のつらさはうつ病になったものにしか分からないと思っています。といって我が妻にうつ病になって欲しくはありません。こんな苦しみを背負う人が一人でも増えないことを願うのみです。

 今日も職場で若干凹むことがありました。そんなことを書こうかなと思いながら帰宅しましたが、上記番組を見た感想だけで今日は終わりにしておきます。

2009年4月1日水曜日

2009年度が始まりました

 今日から新年度です。部長が替わりました。

 十数年前には同じ職場で〇〇ちゃんと言っていた先輩が理事となり、今日から私の所属する部の部長になりました。私の人事ファイルにはうつ病であることが記載されている筈ですが、既に目を通しているのか、まだ知らないのか・・・。

 新部長より遅く出社(9:25)して早く退社(18:10)。とにかくうつ病を寛解にもって行くのが最優先。

 一昨日の夜、我が家での些細なアクシデントで調子を落として年度末の昨日は年休としたので、顔を合わす機会がないかと思っていたら、残っていた荷物を取りにきた前部長とすれ違い軽く会釈。

 昨日休んだので仕事がたまっているかと思いメールチェック。数の多さにうんざりして結構へこむ。塵メールを削除して簡単なものから片付け始めると、そこそここなせそうなのが判って気を取り直す。まああせらずにボチボチやりましょう。

 副部長(大昔アメリカ駐在歴あり)のTOEICテストの獲得点数予想の話に参加する。彼らのほとんどは私がうつ病であることを知らない。私の隣に机を並べる女性社員も、私がうつ病であるなんて夢にも思っていないだろう。この孤独感がうつ病の寛解への足かせになっていることは十分わかっているのだが。

 帰宅後NHKのためしてガッテンで過敏性腸症候群を取り上げていた。うつ病と同じくセロトニンが関係しているとのこと。塩酸ラモセトロンが男性過敏性腸症候群には有効と言っていた。今週末のメンタルクリニックの受診時にドクターに処方してもらえるか聞いてみよう。

 朝 ジェイゾロフト25mg ビオフェルミン
 昼 ビオフェルミン
 夕食後 ビオフェルミン
 就寝前 ジェイゾロフト50mg デパス0.5mg ロヒプノール2mg アレジオン20mg