20:00からのNHK教育テレビ「福祉ネット借金・うつ病…自殺未遂からの再出発」を見ました。
うつ病経験者と精神科医がそれぞれ重要なキィワードを言っていました。
「そうだよね」 「心からの共感」
うつ病患者が求めているのはこれだけです。これらの趣旨以外の言葉をかけるのはやめて下さい。
断崖絶壁の上でかろうじてバランスを取って危うく毎日を過ごしているのです。不用意な言葉はうつ病患者をいとも簡単に絶壁から突き落とすのです。
休職する必要はない程度の軽症うつ病、 だからといってその苦しみも軽症なのでしょうか?
私にはわかりません。それでも、うつの一番ひどい時には自殺する気力さえないというのは実感しています。
妻も一緒に見ていました。でも上記二つの言葉の重さを到底理解できないだろうという孤独感がつのります。
上記うつ病経験者の女性も、先に夫がうつ病になりその看病からうつを発症したとのこと。うつ病は感染症ではありませんが、同居する家族にはうつる可能性のある疾患です。看病する家族の負担も大きいものです。
日常生活を共にしていても、うつ病患者のつらさはうつ病になったものにしか分からないと思っています。といって我が妻にうつ病になって欲しくはありません。こんな苦しみを背負う人が一人でも増えないことを願うのみです。
今日も職場で若干凹むことがありました。そんなことを書こうかなと思いながら帰宅しましたが、上記番組を見た感想だけで今日は終わりにしておきます。
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