2009年4月15日水曜日

守秘義務

 昨日、今日と働きすぎました。脳がオーバーヒートして空回り。ブログを投稿する元気もなかったのだけれど。

 「僕はパパを殺すことに決めた」の著者に供述調書を見せた精神科医に執行猶予刑が出されたとのこと。
被告側は控訴する模様。

 私自身の職業倫理感からすれば、何で実刑判決にならないの?という思いです。

 医師や弁護士が自分のクライアントの情報を守秘するのはイロハのイではないでしょうか。「僕パパ」について言えば、著者&出版社の責任も当然追及されるべきとは思いますが、報道によれば被告精神科医は確信犯の様。

 私自身、職務で自社の秘密情報だけではなく、秘密保持義務を負うことを条件に他社の秘密情報に接することもある立場です。秘密保持義務を果たす自信がない場合は、美味しい果実を逃すことになっても、あえて秘密情報を開示されないことを選択するのが当たり前です。

 弁護士も、複数の顧客間に利害関係が生じる恐れのある場合は依頼を断るのが当たり前です。

 私も精神科医にお世話になっている身の上。被告精神科医の犯した罪は極めて重いと言わざるを得ません。精神科に限らず、患者が医師に対してプライバシー漏えいを恐れて真実の症状を伝えることに躊躇する環境が醸成されないかと危惧するものです。

 被告精神科医の主張は独りよがり、とする司法判断は当然と思います。

 と、ここまで書いて来て、疲れきったうつ病患者といえども「怒り」の感情はエネルギーになるものだと自分で感心しています。昨日今日と脳のエネルギーを使い果たしてとてもブログする元気はなかったのに、本件報道に接して投稿する勢いが出てきました。

 吐き気と緊張性頭痛(痛みではなくしびれる感じ、孫悟空の頭の輪っかが絞まって来る漢字)を忘れるために今日も酒逃げ(チューハイ3本)。イケナイイケナイ、酔いが回ってくるとだんだん死にたくなってくる。さっさと風呂に入って寝ることにしましょう。

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